ロングテールキーワードとは?ビックキーワード・ミドルワードとの違いや選び方をご紹介

ロングテールキーワードとは?ビックキーワード・ミドルワードとの違いや選び方をご紹介リモートワーク

WEBライティングをしていると「ロングテールキーワード」と言うワードを目にすることも、少なくありません。

ロングテールキーワードは大手企業でも取り入れていますが、個人でブログやWEBサイトを制作しようと考えているなら、特に注目して欲しいワードになります。

今回は、そもそも「ロングテールキーワードとは?」と疑問に思っている方に向けてロングテールキーワードとは何なのかをご紹介します。

あわせて「ロングテールキーワードの選び方」「ロングテールキーワードのメリット・デメリット」「ロングテールキーワード探しにおすすめのツール」をご紹介するので、気になる方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

【この記事でわかること】
・「ロングテールキーワード」がわかる
・ビックキーワード・ミドルキーワードとの違いがわかる
・ロングテールキーワードの選び方の手順がわかる
・ロングテールキーワードのメリット・デメリットがわかる
・ロングテールキーワード探しにおすすめのツールがわかる

ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードは「複数語の組み合わせからできている検索ボリュームの少ないキーワード」を指します。別名、ニッチワードやスモールワードなどとも呼ばれることがあり、コンバーション率が高いのも特徴です。

ロングテールキーワードは3つ程度の検索ワードからなるキーワードで検索ボリュームは1,000以下の場合がほとんどです。検索する際に例えば「在宅ワーク 初心者 WEBライター」だと10~100の検索ボリュームになります。このようなキーワードを「ロングテールキーワード」と言います。

上記のようにロングテールキーワードはビックワードよりも検索ボリュームが低い反面、検索ユーザーに的確な情報を伝える記事になるためコンバーション率が上がります。

大手企業の場合、SEO対策や信頼性などに関してもビックわーでも上位表示されやすいですが、個人でWEBサイトを運営したい場合はコンバーション率の高いロングテールキーワードを採用するのがおすすめです。

ビックキーワード・ミドルキーワードとの違い

ビックキーワード・ミドルキーワードとの違い

キーワードは大きく分けて「ビックキーワード」「ミドルキーワード」「ロングテールキーワード」があります。それぞれは以下のような種類の違いがあるのでおさえておきましょう。

ビッグキーワード…目安検索ボリューム10,000以上・単語1個~2語で構成されている
ミドルキーワード…目安検索ボリューム1,000~10,000程度・単語2語で構成されている
ロングテールキーワード…目安検索ボリューム1,000以下・単語3語以上で構成されている

初心者WEBライターや個人でサイト運営している方はビッグキーワードを狙うよりも、ミドルキーワードやロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。ロングテールキーワードの方が、よりニッチなワードのため、「どんな人に書きたいのか」「どんな人に届けるのか」が明確に記事を執筆できます。

そのため、個人でサイトやブログを書いていてSEOをしっかりと意識した記事を書きたいなら、ロングテールキーワードを狙うのが記事を執筆しやすくなります。

ロングテールキーワードの選び方の手順

ロングテールキーワードの選び方の手順

ロングテールキーワードが狙い目だと分かったところで「どうやってロングテールキーワードを探せばいいの?」と迷う方も少なくありません。次は、ロングテールキーワードの選び方の手順をチェックしていきましょう。

サイト構造に合ったキーワード見つける

まずはサイト構造(ディレクトリ構造)を意識してキーワードを見つけるのが大切です。サイト構造では、第一階層・第二階層・第三階層…とトップページ・カテゴリー・コンテンツと階層に分けられています。

理想的な階層は以下の通りです。

サイト構造(ディレクトリ構造)は直接的にSEOには効果はないとは言われているものの、理想的なサイト構造になっているとサイト管理が安易になるだけでなく、検索ユーザー・検索エンジンにとっても見やすいサイトに仕上がります

大きなサイトのテーマを決める

すでにサイトを作成済みの方も多いと思いますが、これからサイトを作成しようと考えているならまずサイトの大きなテーマを決めましょう。サイトのテーマはロングテールキーワードではなくビッグワードから見つけてください

サイトを全体的に統一感を持たせるため、コンテンツの統一感を持たせるためにもビッグキーワードから作りたいサイトのテーマを見つけましょう。自分で「こんなサイト作りたい!」と言う気持ちが定まっていない方は、「googleトレンド」などを活用して自分が執筆したいキーワードを探してください。

ミドルキーワード・ロングテールキーワードを決める

サイトのテーマが決まったら、ミドルキーワードやロングテールキーワードを探しましょう。ミドルキーワードやロングテールキーワードは、サジェストや類似語を参考に探していくのがおすすめです。使いやすいツールは「ラッコキーワード」や「キーワードプランナー」などが利用しやすくなっています。

キーワードを整理してサイト構造を再確認する

ミドルキーワード・ロングテールキーワードからキーワードをピックアップしたらそれぞれカテゴリやコンテンツとして一度キーワードを整理してサイト構造を確認しましょう。

例えば「在宅ワーク」というテーマ(ビッグワード)でカテゴリ(ミドルキーワード)を「在宅ワーク おすすめ」コンテンツ(ロングテールキーワード)を「在宅ワーク おすすめ 主婦」「在宅ワーク おすすめ WEBライター」「在宅ワーク おすすめ 副業」としたら以下のようなサイトの作りができます。

ロングテールキーワードのメリット・デメリット

ロングテールキーワードのメリット・デメリット

ロングテールキーワードは、ユーザーに的確に記事の内容を伝えられるとても便利なキーワードですが、メリットだけではありません。次は、ロングテールキーワードのメリットとデメリットは以下の通りです

ロングテールキーワードは「コンバーション率が高い」「検索ユーザーの意欲が高い」「検索意図を汲んだ記事を作りやすい」などのメリットがある反面、「一度に大量のアクセスは期待できない」「成果がでるのに時間がかかる」といったデメリットがあります。

とは言え、個人サイトやブログでビッグキーワードだけで記事を作っても上位表示されるのはとても難しいです。どちらにせよ検索順位を上げたり、サイトをいい方向にもっていくのには時間がかかります。コツコツと作業をして着実に検索流入を手に入れるには、ロングテールキーワードを取り入れるのがおすすめです。

ロングテールキーワード探しにおすすめのツール

ロングテールキーワード探しにおすすめのツール

ロングテールキーワードを取り入れてみようかな?と考えている方の中には「簡単に探せる方法があればいいな~」と思う方も多いでしょう。次は、ロングテール探しにおすすめなツールをご紹介します。

ラッコキーワード【無料・一部有料】

出典:ラッコキーワード

ラッコキーワードは、キーワードに沿ってユーザーの検索意図がわかる「サジェスト」や「見出し」を抽出してくれるサイトです。キーワードに対して、どんなサジェストがあるのかを一見して分かるだけでなく、競合の見出しも参考にできるため、ロングテールキーワードを探しやすいと支持されています。

ラッコキーワードをチェックする

OMUSUBI【無料】

出典:OMUSUBI

OMUSUBIは、気になるビッグワードを入力するとロングテールが表示される優れたツールです。ビッグキーワードからミドルキーワードとロングテールキーワードをパッと表示させてくれるツールを求めている方におすすめです。

OMUSUBIをチェックす

ルリコ

ルリコ
出典:ルリコ

ユーザーの深いニーズを確認しやすいサイトです。上位表示されているサイトは、ターゲットとしたメインキーワード以外のキーワードでも順位を獲得している場合が多いため、類似キーワードを知るのはとても大切です。ルリコなら、「類似率の高いキーワード」だけでなく「タイトルへの使用情報」「単語別」などさまざまな角度からロングテールキーワードを探せます

ルリコをチェックする

ロングテールキーワードで検索ニーズに合った記事が書ける!

ビッグキーワードだけ採用して記事を書いていると「結局何を書こうとしていたんだっけ?」など迷走してしまう方も少なくありません。ミドルキーワードやロングテールキーワードをサイトに取り入れると、コンテンツ自体が詳しい内容になり、必然的に質の上がったサイトに仕上がります。

「記事の書き方に迷っている」「なかなか上位表示されないな…」などと迷っている方はぜひロングテールキーワードを取り入れてみてくださいね。

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